夏休みが終わりに近づくころ、
「学校に行きたくないな」
と思うことありませんか?
行きたくない理由は、生活のリズムが崩れて体がだるい、宿題が終わっていなくて憂鬱、自由な毎日が無くなってしまうのが不安など、さまざまでしょう。
もし、行きたくない理由が「クラスに気が合わない子がいる」「夏休み前に言い合いをして気まずくなった」など人間関係が原因の場合は、夏休み中にレジリエンスを鍛えることをお勧めします。
レジリエンスとは何かを含め、解説していきます。
逆境や困難に負けないレジリエンス
レジリエンス(resilience)とは、逆境や困難にあっても素早く立ち直ることができる「精神的回復力」のことです。
レジリエンスが高いと、困難なことにぶつかり気持ちが落ち込み挫折しそうになっても、「なんとかなる」「こんな状況は長く続かない」と楽観的に物事を考えられるようになります。
レジリエンスを鍛えるためには、まずその土台となる「自己肯定感」を高めることが大切です。
自己肯定感とは、自分の弱さや欠点も含めて自分は大切な存在なんだと思える感覚のことです。
「自己肯定感」を高める方法
では、自己肯定感を高めるためにはどうしたらいいのでしょう。
具体的に解説します。
小さな成功を積み重ねる
失敗やちょっとしたつまずきで「自分にはできない」と決めつけてしまったり、「これではダメだ」と満足できなくなってしまいます。
自己肯定感が低くなってしまいます。
逆に成功は、自己肯定感を高めてくれます。
そこで小さな成功を積み重ねてみましょう。簡単なことで大丈夫です。
・夏休み中、毎日10分は机に向かう
・体力をつけるため最低でも一回は腕立てをする
無理なく実行できそうな計画を立ててみましょう。
計画が実行できた時、必ず自分をほめてあげてください。
「自分もやればできる」という実感が持てるようになります。
日々の頑張りに目を向ける
自分では気づいていないけれど、周りから見れば「頑張っている自分」自分がいるかもしれません。
・兄弟に優しい言葉をかけた
・料理の手伝いをした
・買い物をした
・ゲームをする時間減らした
など、自分の頑張りを見つけてみましょう。
見つけた頑張りを書き出してみると、自分がいかに頑張っているかが目に見えます。
頑張っている自分を見ることで、自信が持てるようになります。
思っている以上にあなたは頑張っていますよ!
まとめ
レジリエンスが高まると、人間関係で嫌なことがあっても、「なんとかなる」「こんな状況は長く続かない」と思えるようになるでしょう。
そうなれば、学校に行きたくないという思いも、徐々に軽く感じられるのではないでしょうか。
長い夏休みだからこそ自分を変えて成長につなげるチャンスです。
ぜひ試してみてください。
参考:日本産業カウンセラー協会監修「働く人の心ラボ」
記事元:茨城ライフキャリア研究会(https://ilc-society.com)
提供元:記事のタイトル名+茨城ライフキャリア研究会
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