3月に入ると各企業が、エントリーや会社説明会の受付を開始します。
「説明会へ行くだけなんだから履歴書をもっていかなくてもいいよね」
と思っていませんか?
会社説明会とは言ってはいるけれど、実質の一次選考を兼ねている企業もあり、
その場で履歴書の提出を求められる場合もあります。
簡単なエントリーシート(ES)を書かされることもあります。
その理由は、急に求められても、履歴書を提出できる人やその場できっちりかける人なら「本気で入りたい」と思っている可能性が高いと判断されるからです。
いざというときに慌てないよう、履歴書をあらかじめ作成しておくことを勧めます。
■履歴書とエントリーシートはどう違う?
履歴書とエントリーシートには、次のような違いがあります。
履歴書・・・・
氏名、生年月日、住所、学歴や職歴などの個人の特徴や経歴が記載された公的な書類。企業の人事データとして扱われます。
エントリーシート・・・
企業が選考採用にあたって知りたい項目を記載させる書類。
履歴書は入社後も個人データの確認に使われることがある一方、エントリーシートは、選考採用時に使われます。
企業によって、両方の提出を求める場合と履歴書だけの提出で済ます場合があります。
■履歴書とエントリーシート(ES)で重複する項目
履歴書にもエントリーシートでよく重複する項目が、「自己PR」と「志望動機」です。
当然履歴書とエントリーシートの両方を提出する場合は、内容は同じでOKです。
ただ、エントリーシートの方が書く分量が多い傾向があるので、履歴書はその要約を書けばよいと
思います。
ただし、履歴書のみの場合は、両項目ともしっかり書く必要があります。
■自己PRの書き方のポイント3つ
自己PR欄で企業が知りたいのは、
あなたが「学生時代にどんなことを、どのような姿勢や思いで力を入れて取り組んでいたか。その経験を通して、何を感じ、何を学んだか」ということなのです。
ポイント① 結論から書く
最も伝えたいことを最初に書くことが大切です。
多くの応募書類を見ている採用担当者のことを考え、最初にインパクトのある言葉で書きだしましょう。
例えば
「私のPRポイントは行動力です」と結論から書きます。
ポイント② 経験やスキルを具体的に書く
「結論」を裏付ける文章を書きます。
「ボランティアサークルを自力で立ち上げました」
次に大切なのは、具体的なエピソードです。抽象的で具体性のないものは、相手に伝わりません。
数字を伴う成果があればベストです。
「設立当初は友人と2名のサークルでしたが、積極的にサークルの説明会を開催し、サークルの理念や活動内容などの企画を説明しました。デザインの得意な友人にポスターの制作を依頼し学内に掲示しました。結果、設立から1年目には15名のサークルにすることができました」
ポイント③ 経験から得たものを企業でどう生かすかを書く
経験から得られたもの、学んだものを簡潔に書きます。
例えば「私はこの経験から、何事もあきらめずに行動することの大切さを学びました」
次に、この経験を企業でどう生かせるかを書きます。
「この経験から、貴社でも全力で行動し、どんな仕事でも最後までやり抜いて貢献したいと考えています」
■志望動機の書き方のポイント3つ
その企業に入社したい理由を的確に書く。漠然とした興味やあこがれを書いても相手には伝わりません。あなたが感じたことを素直に書きましょう。
会社説明会で担当者が語った話の内容、企業理念やそこで働いている人の考え方、インターンシップで共感したことなど、あなたらしい内容が伝わることが大切です。
ポイント① その企業のどこに興味を持ったかを書く
その企業に興味を持った理由を書く。業界全体に対するあこがれや興味ではなく、なぜその企業に入社したいのかを書くことが大切です。
例えば
「留学で、海外のNGOでのインターンシップを経験し、社会貢献事業に興味を持つようになりました。」
ポイント② なぜ他社ではなくてその企業なのかを書く
ほかの企業でもあてはまりそうな志望動機はNGです。
その会社だけに通用する志望動機が必要です。そのためには事業内容、経営理念、経営方針、社歴などを徹底的にチェックしてください。
例えば
「貴社は他の広告代理店にはない、NGOとの連携による社会貢献プロジェクト事業を立ち上げ数多くの実績があるからです」
ポイント③ 入社したらどんなことができるか、どのようなことがしたいかを書く
「インターンシップでは、10名のメンバーのチームリーダー的な役割を任されました。
入社をしたら、チームを統率する職務として、異なるスキルを持つメンバーが最もパフォーマンスを発揮できる環境を作れる営業として、社会貢献プロジェクト事業に貢献したいと考えています」
■履歴書・エントリーシート(応募書類)はあなたのプレゼンテーションツール
履歴書やエントリーシートは、企業にあなたをプレゼンテーションするツールです。
採用は書類選考と面接で決まります。
採用者に「面接したい」と思わせる内容でなければならないのです。
採用側から見ると、「自社で継続して成果をあげられる能力を持っている人、意欲がある人」を求めています。
じっくり、自分を見つめ、丁寧に気持ちを込めて書きあげましょう。自分自身をうまく書けるようになれば、自分自身をうまくプレゼンテーションできるようになります。
自分には、これといった自己PRに書けるような経験がないと思っているあなた、私と一緒にあなたの強みや長所を探していきませんか?
カウンセリングを通して、あなたの自己分析のお手伝いをします。
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